反エレネ教会勢力の国家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/19 15:18 UTC 版)
「エレニア記」の記事における「反エレネ教会勢力の国家」の解説
レンドー(Rendor) イオシア大陸最南端にある国家。レンドー人が住む。国土のほとんどが砂漠で、空気が乾燥している上に日中の気温差が激しい。王家は一応あるものの、その権力が殆ど機能していないため国家情勢は混沌としており、現在はアラシャムを中心とするエシャンド派の勢力が国内を支配しつつある。スパーホークは十年もの間、この地に追放されていた。エシャンド派がはびこる国家ゆえ、パンディオン騎士団の面々は商人などに身をやつしてこの国に潜伏し、教会に国家情勢を逐一報告している。 ゼモック(Zemoch) イオシア大陸の東部にある国家。スティリクム人とエレネ人の混血民族が住む。統治者はオサ皇帝。邪神アザシュを信奉する国家で、九百年もの間、常に西方イオシア国家と対立している。五百年前、ベーリオンを手中にしていたサレシアを侵略すべく進軍したが、西方の国王と教会騎士団が立ち上がり、ラモーカンドで人類史上最大の戦いを繰り広げた。結果はゼモックの敗北に終わり、一世紀にわたる飢饉がイオシア中を支配した。
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