参加地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/29 07:46 UTC 版)
毎年7月の最終日曜日が本楽(ほんがく)、その前日の土曜日が新楽(しんがく)であり、刈谷万燈保存会が祭礼の総指揮を務めている。祭礼への参加地区は、おおよそ亀城公園(刈谷城跡)、名鉄三河線刈谷市駅、JR東海道本線刈谷駅に囲まれた区域である。秋葉社がある銀座が宮元を務め、その他の氏子6町(司町・寺横町・広小路・広小路5組・新栄町・東陽町)が毎年輪番で当番町を務める。7町は町総代・氏子総代・世話人・若衆頭・若衆・子供会を持つ。7町がそれぞれ囃子台と万燈を刈谷城の旧城下町に繰り出し、地区内を練り歩いた後、宵に秋葉社にて明かりを燈した万燈の舞が奉納される。各町とも毎年1基の大万燈を新調し、前年に製作した大万燈と合わせて計2基の大万燈が披露される。新調した大万燈は2年経つとお役御免となる。 昭和初期には本町・中町・末町・肴町・新町・市原町・寺横町・正木町・緒川町・中根町・葭町・緑町の13町が参加しており、東陽町・松葉町・栄町を加えた16町が参加したこともあったが、市制施行による区割の変化や町名変更などにより、1973年(昭和48年)から現在の7町(銀座・司町・寺横町・広小路・広小路5組・新栄町・東陽町)体制となった。近年では新楽のみではあるが、氏子7町の他に地元のトヨタグループ企業と氏子以外の地区がパートナーとなって参加するようになった。
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