祭礼への参加地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 19:02 UTC 版)
1717年(享保2年)頃にまとめられた『京都御役所向大概覚書』によると、今宮神社の氏子区域は東が堀川通(ただし小川学区の西側半分を含む)、西は七本松通、南は二条城、北は不明確だがおおむね玄以通である。東側は上御霊神社の氏子区域と、西側南部は北野天満宮の氏子区域と、南側は八坂神社の氏子区域と接しており、西側北部は紙屋川が境界となっていた。現在の行政区でいうと北区の南東部と上京区の西部にあたり、その中心にあるのが西陣地区である。御旅所は西陣の北端にあるが、今宮神社本社は氏子区域の中でもかなり北に位置しており、近世には本社から遠く離れた西陣の町組が今宮祭の維持運営を行っていた。以下の表は近世に剣鉾を所持していた鉾町の一覧であり、12の鉾町はいずれも西陣地区に所在した。京鉾よりも千本鉾の方が格が高く、神輿巡幸の際には神輿に近い位置に並ぶ。
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