十四郎の長屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 02:41 UTC 版)
十四郎が一心館の道場主となって引っ越すまで住んでいた長屋。米沢町にあり、金兵衛が大家として差配する。
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十四郎の長屋
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金兵衛(きんべえ) 米沢町にある十四郎の住む長屋の大家。第3巻の18年前に所帯を持ったが、商人になることを諦めて大家になったことを妻のお町は不満に思い、娘が誕生すると、娘を連れて家を出てしまった。今でも金兵衛は、娘の養育費をお町に送り続けている。 おとく 十四郎の部屋の斜め向かいに住む、鋳掛け屋の女房。長屋のぬしのような存在。詮索好き話し好きで、一度捕まると延々とおしゃべりを聞かされることになる。しかし、人情家で、独り身の十四郎も何かと世話になっている。 夫は五十代半ばで、名前は第12巻第3話では徳蔵(とくぞう)、第14巻第3話では定吉(さだきち)となっている。 お静(おしず) 第8巻第3話の1ヶ月前に、十四郎の長屋に引っ越してきた未亡人。両国の小料理屋「桔梗屋」で女中をしている。千太という8歳の息子がいて、近所の子どもたちにいじめられているところを十四郎が助けたところ、お静が時々、惣菜を持ってきてくれるようになった。金兵衛は、二人の仲を勘ぐったが、やがてお静は再婚して遠くに旅立った。 弥三郎(やさぶろう) 回り髪結い。外に半囲いの女を作り、さらに博奕にはまって女房のおきちを嘆かせた。そこで、十四郎と金兵衛が説教し、証文を取って女と博奕をやめさせた。 朝吉(あさきち) 摺師。 留吉(とめきち) 大工。古着屋伊助殺しの犯人を目撃したのではないかと、南町の同心に尋問された。 佐吉(さきち) 大工。おとくの隣に住んでいる。おたねという嫁をもらった。新婚なのに派手な喧嘩をする。 虎次(とらじ) 井戸端近くに住む魚屋。
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