隅田川御用帳
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「隅田川御用帳」(すみだがわごようちょう)は、廣済堂出版より刊行されている藤原緋沙子による時代小説シリーズ。
- ^ 斎藤月岑著「東都歳時記」には、二月の項に江戸の花見の様子が描かれており、江戸での花見の時期が立春(旧暦12月後半 - 1月前半)から数えて60日目前後であることが記されている。この年の立春ごろ、すなわちグレゴリオ暦1817年2月4日は文化13年12月19日である。詳しくは、http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/200703290.htm
- ^ a b 第1話が1818年だとしても楽翁は六十歳である。これは、第1話で十四郎が楽翁の年のころを五十過ぎと見たことと矛盾するようだが、楽翁がそれだけ若々しく見えたということだろう。
- ^ 第14巻あとがき。
- ^ 1829年に焼失して現存はしていない。
- ^ 藤原緋沙子の時代小説では、しばしばこのような名前の間違いが見受けられる。
- ^ 各話が時系列で進んでいると仮定した場合、さまざまな矛盾が生じる。たとえば、十四郎が雇われたのを1年目の春とすると、第9巻第4話は4年目の春の話となるはずである。しかし、第1巻でお登勢の夫は3年前に他界したと言われているから、第9巻第4話では死後7年になるはずだが、お登勢は夫が亡くなって5年になると語っている。
[続きの解説]
「隅田川御用帳」の続きの解説一覧
- 1 隅田川御用帳とは
- 2 隅田川御用帳の概要
- 3 寺入りした女たちの階級
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