十三峠 (横須賀市)とは? わかりやすく解説

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十三峠 (横須賀市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/27 16:55 UTC 版)

十三峠
田浦梅の里の展望台から
所在地 神奈川県横須賀市長浦町
座標 北緯35度16分49秒 東経139度38分08秒 / 北緯35.280139度 東経139.635556度 / 35.280139; 139.635556座標: 北緯35度16分49秒 東経139度38分08秒 / 北緯35.280139度 東経139.635556度 / 35.280139; 139.635556
標高 133 m
プロジェクト 地形
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塚山公園から

十三峠(じゅうさんとうげ)は、神奈川県横須賀市にあるである。横須賀市の北西部、長浦町の谷戸の最奥部に位置する。峠を越える道は尾根筋を通り、西の田浦(田浦町二丁目)の谷戸と東の逸見(西逸見町三丁目)の谷戸とを結ぶ。

元の浦賀道であり、明治から大正にかけては国道に指定され[注釈 1]程ヶ谷(保土ヶ谷)と浦賀、また明治以降は横浜横須賀とを結ぶ幹線道路であった。しかし、田浦・逸見の両谷戸から尾根筋への登り坂が極めて急峻であったことから、荷車等の通行は困難であった[2]。そのため、1928年昭和3年)に田浦-逸見間の海岸沿いにトンネルで通り抜ける道路(現在の国道16号)が開通すると幹線道路の地位を完全に失った。

周辺

峠の頂上付近は山林となっているが、尾根筋の道路に沿って住宅が散在する。両谷戸からの登り口は急峻な階段となっているために自動車で浦賀道あるいは明治国道・大正国道のルートをたどることはできない。尾根筋へは別のルートから自動車で登ることができるが、道幅は狭く、離合が困難な区間も多い。 山頂に四等三角点(基準点名:十三峠)がある[3]

放送送信施設

横須賀エフエム放送送信所要目
放送局
愛称
コールサイン 周波数 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数 開局日
横須賀エフエム放送
「FM・ブルー湘南[5]
JOZZ3AD-FM 78.2MHz 20W 30W - 約-世帯 1994年平成6年)12月3日
  • 送信所設置場所住所は、横須賀市田浦泉町36番地

脚注

注釈

  1. ^ 1887年明治20年)に国道に編入されて国道45号線[1]1919年大正8年)の道路法制定により国道31号に指定されている。

出典

  1. ^ 平沼義之(著)、磯部祥行(編)「失われた酷道」『酷道大百科』〈ブルーガイド・グラフィック〉、実業之日本社、2018年12月28日、109頁、ISBN 978-4-408-06392-8 
  2. ^ 田浦をあるく 十三峠”. 横須賀市 (2010年11月1日). 2016年5月11日閲覧。
  3. ^ 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2014年6月24日閲覧。 “基準点コード R45239753001, 北緯 35°16′58″.5771, 東経 139°38′08″.0697, 標高 132.99m”
  4. ^ 三浦安針墓(みうらあんじんのはか)”. 横須賀市 (2015年9月2日). 2016年5月11日閲覧。
  5. ^ a b 会社概要”. 横須賀エフエム放送株式会社. 2016年5月11日閲覧。
  6. ^ 厳密には十三峠に送信所は置かれていないが、便宜上本項に記述する。

関連項目

外部リンク




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