北海T8号【ホッカイT8ゴウ】(食用作物)
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登録番号 | 第14403号 |
登録年月日 | 2006年 7月 13日 | |
農林水産植物の種類 | だったんそば | |
登録品種の名称及びその読み | 北海T8号 よみ:ホッカイT8ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 本田裕、鈴木達郎、我妻正迪、中司啓二、木村正義、川勝正夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、ソビエト社会主義共和国連邦(現ロシア連邦)から導入した「MT-1」から選抜して育成されたものであり、主茎長は中、茎色は濃紅で育成地(北海道紋別市)における成熟期はやや早の品種である。伸育性は無限、草型は直立・短枝型、草丈は中である。主茎長は中、主茎節数はやや少、茎の太さはやや細、茎色は濃紅である。葉の形、大きさ及び葉色は中、花色は緑黄である。粒形は平滑形、粒の長幅比はやや小、完熟粒の果皮色は褐、稔実粒数はやや多、千粒重は中、容積重はやや小、子実の外観品質は中である。生態型は夏型、開花始、開花期、開花最盛期及び成熟期は中である。第1次分枝数はやや少、耐倒伏性はやや強、脱粒の難易、製粉歩留り及び苦味は中である。ルチン含量は低、粗蛋白質含量は中である。「MT-1」と比較して、茎色が濃紅であること、稔実粒数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に農林水産省北海道農業試験場(現独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、紋別市)において、ソビエト社会主義共和国連邦(現ロシア連邦)から導入した「MT-1」から収量系統を選抜し、以後、選抜と増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の農林水産植物の種類は「そば」、名称は「北系1号」であった。 |
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