北仲通南地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 05:33 UTC 版)
独立行政法人・都市再生機構(UR都市機構)が管轄している。第一工区では「横浜アイランドタワー」(低層部の東側先端に移築・復元された旧第一銀行横浜支店の建物は、横浜市認定歴史的建造物となっている)が完成し、都市再生機構の本部が入居している。 また、第二工区の計画にあたっては当初は41階建て、高さ180m級のオフィスビルの開発も検討されていた。しかし、この敷地はその後に上述の通り新市庁舎ビルを建設することによる横浜市役所(当時は横浜公園と隣接)の移転計画地となった。なお、当地における新市庁舎ビルの開発について当初は高層棟案(当初の案では高さ190m規模)と低層棟案の二つの案が出されていたが、当地へ完全移転する方針が横浜市から公表されたことにより、分散されている本庁機能を集約する目的もあって高層棟案に落ち着いた。 2014年1月には市庁舎の移転についての新たな方針を、横浜市が「市議会新市庁舎に関する調査特別委員会」に対して報告した(基本計画の策定は同年3月を予定)。これによると30階建て・高さ約150mの行政棟と低層の議会棟からなり、議会棟の下層・周辺には屋根付きのアトリウム(広場)を整備する計画(全体の延床面積:約14万6800m2、事業費:約616億円)で、2015年度の発注の際に設計・施工一括(DB)方式を採用することで工期を短縮して、2017年度の着工、2019年度(2020年1月頃)の竣工、2020年度初め(6月頃まで)の移転・供用開始を目指すとしていた。さらに、同年3月28日に公表された「新市庁舎整備基本計画」でも2020年1月に竣工し、同年6月に移転完了予定となっていたが、その6年後(2020年)には計画通りのスケジュールで竣工・移転完了している。
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