くる・む【▽包む】
つつ・む【包む】
読み方:つつむ
[動マ五(四)]
1 物を、紙や布などの中に入れてすっかりおおう。「風呂敷で—・む」
2 (多く受け身の形で)物をすっかり取り囲むようにする。「山中で霧に—・まれる」「火に—・まれた家」「事件はなぞに—・まれている」
3 心の中にしまっておいて外へ出さない。秘める。隠す。「—・まず話す」「悲しみを胸に—・む」
4 慶弔のためやお礼として、金を紙などにくるんで渡す。「車代を—・む」
[可能] つつめる
[用法] つつむ・くるむ——「荷物を風呂敷に包む(くるむ)」「包んで(くるんで)ある紙も黄色くなっている」など、物をおおう意では相通じて用いられる。◇「贈り物をきれいな紙で包む」「祝儀を包む」「謎(なぞ)に包まれた人」などのように、「包む」は何かがあるものを取り囲み、おおって中が見えないこと。これらは「くるむ」とはいえない。◇「くるむ」は布や紙などで巻いておおうこと。「赤ん坊を毛布でくるんで抱く」は全体をおおって見えなくするわけではないから、「包む」を使いにくい。
包む
包む
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/07 09:43 UTC 版)
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