副総統選挙
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「1948年中華民国総統選挙」の記事における「副総統選挙」の解説
総統選挙終了後、直ちに副総統選挙が実施された。蔣介石は副総統には文人が相応しく、自ら孫科を推薦すると表明したが、多くの国民大会代表の支持を受けた李宗仁は6名の候補者の中で支持を伸ばしていた。4月20日午後の第1回投票では李宗仁は最高得票数の754票を獲得、続いて孫科559票、程潛522票、于右任493票、莫徳恵218票、徐傅霖214票となった。全員が過半数を獲得できなかったことから規定に基づき上位3名の再投票が実施されることとなった。 4月24日、再投票が行われると李宗仁は1163票を獲得し首位、孫科は945票、程潛は616票となった。再び過半数獲得者がおらず、4月28日に第3回投票が行われ李宗仁1156票、孫科1040票、程潛515票となった。第3回投票でも過半数票獲得がおらず、李宗仁と孫科による決選投票が実施されることとなった。 相対多数での当選と規定された決選投票では、開票結果は反蔣介石勢力を糾合した李宗仁が1,438票,孫科は1,295票となり、李宗仁が当選。国共内戦の混迷打開を図る蔣介石の期待を裏切るものとなった。 e • d 1948年中華民国副総統選挙(1948年4月20日施行)候補者 所属政党 第1回 第2回 第3回 第4回 得票数 得票率 得票数 得票率 得票数 得票率 得票数 得票率 李宗仁 中国国民党 754 27.30% 1,163 42.69% 1,156 42.64% 1,438 52.62% 孫科 中国国民党 559 20.24% 945 34.69% 1,040 38.36% 1,295 47.38% 程潜 中国国民党 522 18.90% 616 22.61% 515 19.00% 于右任 中国国民党 493 17.85% 莫徳恵 無所属 218 7.89% 徐傅霖 中国民主社会党 216 7.82% 有効票数(有効率) 2,762 % 2,724 % 2,711 % 2,733 % 無効票数(無効率) 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 投票総数(投票率) 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 棄権者数(棄権率) 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 定数 3,045 100.0% 3,045 100.0% 3,045 100.0% 3,045 100.0% 出典:「中華民國選舉史」中央選挙委員会
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副総統選挙
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「1954年中華民国総統選挙」の記事における「副総統選挙」の解説
e • d 1954年中華民国副総統選挙(1954年3月22日施行)候補者所属政党得票数得票率 陳誠 (92.86%) 石志泉 (7.14%) 陳誠 中国国民党 1,417 92.86% 石志泉 中国民主社会党 109 7.14% 総数 1,526 100.0% 有効票数(有効率) 1,526 97.01% 無効票・白票数(無効率) 47 2.99% 投票者数(投票率) 1,573 51.66% 棄権者数(棄権率) 1,472 48.34% 定数 3,045 100.0% 出典:「中華民國選舉史」中央選挙委員会 上記は第2回投票の結果である。
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