前文廃止、極左色の一掃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:11 UTC 版)
「日本共産党第22回大会」の記事における「前文廃止、極左色の一掃」の解説
1958年(昭和33年)の制定以来引き継がれてきた党規約の「前文」を廃止した。 第20回党大会の規約改正で、自己の位置付けについて「労働者階級の前衛政党である」(前文(1)段落)と規定したが、改定では「日本の労働者階級の党であると同時に日本国民の党であり民主主義、独立、平和、国民生活の向上、そして日本の進歩的未来のために努力しようとする全ての人々にその門戸を開いている」(第2条)と書き、それまで左翼運動で頻繁に使われてきたイデオロギー色の極めて強い単語を極力削って、ニセ「左翼」(極左暴力集団ないしは新左翼)との間に一線を引いた。同時に、反動勢力がクーデターなど非平和的な手段に訴えた場合は武装闘争に出る可能性もあるとする敵の出方論を規約上は完全に無くした。この流れが2004年(平成16年)に行われる次の第23回党大会での綱領全面改正につながっていく。 詳細は「日本共産党#民主主義革命」および「既成左翼#概要」を参照 「ニセ「左翼」暴力集団#1980年代以降の「ニセ『左翼』暴力集団」」および「平和革命#日本」も参照
※この「前文廃止、極左色の一掃」の解説は、「日本共産党第22回大会」の解説の一部です。
「前文廃止、極左色の一掃」を含む「日本共産党第22回大会」の記事については、「日本共産党第22回大会」の概要を参照ください。
- 前文廃止、極左色の一掃のページへのリンク