制作・業績
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報道課制作[要説明]の頃、ディレクターとして、同社が初めて日本民間放送連盟賞を受賞した1972年(昭和47年)の『29年目の戦傷』(山口県柱島沖で爆沈した戦艦陸奥の引き揚げをテーマにした作品)で社会報道番組部門の優秀賞を獲得する。“陸奥もの”としては7本目の作品であり、3年半に及ぶ取材の中で8本の番組をつくっている。1979年(昭和54年)に『聞こえるよ、母さんの声が…』で文化庁芸術祭大賞を受賞した。 山口放送のTVドキュメンタリ-『ふたりの桃源郷(最終章)』(『NNNドキュメント』6月26日[いつ?])制作に携わっている。内容は、老夫婦とそれを支える家族の物語。2008年(平成20年)日本放送文化大賞を受賞した前作『山で最後を迎えたい ある夫婦の桃源郷』は93歳で夫が没するまでを描いている。最終章は、妻が93歳で亡くなるまでで、取材開始から23年間の映像の再編集に、夫の死からの5年半を加えている。23年という息の長い取材だからこそ描くことのできたふたりの人生であり、ディレクタ-も何人か代替わりして引き継いで制作されている。3本目の作品である。
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