初代(2013年-2019年)NC型
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「ヒュンダイ・マックスクルーズ」の記事における「初代(2013年-2019年)NC型」の解説
サンタフェの次期モデルとして2012年1月のニューヨーク国際オートショーで世界初公開された。この時、7人乗りショートホイールベース(2.700㎜)版と7人乗りロングホイールベース(2.800㎜)版の2種が発表されたが、北米仕様車の場合、5/7人乗りが「サンタフェスポーツ」、7人乗りが単に「サンタフェ」とされ、同時にサンタフェの導入に伴い、ベラクルーズは2012年11月に製造終了予定とすることも発表された。 その後、2013年3月に開催されたジュネーブモーターショー2013では「グランドサンタフェ(Grand Santa Fe)」の名で発表された。 韓国においては「マックスクルーズ」の名で2013年3月7日に発表・発売開始された。韓国仕様は7人乗りのほか、6人乗りも設定される。ベラクルーズの実質的後継車種ではあるが、韓国国内では2015年5月現在においても、同市場のみでベラクルーズが併売されている。 スタイリングはサンタフェのCピラー以降を延長してスペースユーティリティを高めたものとしつつも、サンタフェの特徴あるスタイリングを損ねることなく、"fluidic sculpture"(流体の彫刻)のデザインアイコンを採り入れている。 プラットフォームは6代目(YF型)ソナタをベースとし、エンジンは仕向け地により3種類の直噴ガソリンエンジン(2.0ターボ・直4、2.4L・直4、3.3L・V6)と2種類の「e-VGT R」と呼ばれる直噴ディーゼルエンジン(2.0L、2.2L)が用意されるが、韓国市場では当初、2.2Lのディーゼルエンジンのみが採用されていたが、2014年にV6・3.3L・GDIガソリンエンジン仕様が追加された。トランスミッションはいずれも6速ATとの組み合わせのみで、サンタフェに用意される6速MTはない。 2018年2月にベースのサンタフェがフルモデルチェンジした後も、製造・販売は続けられていたが、2019年2月、後継車種パリセードの登場により生産終了。そして2020年1月、ヒュンダイのプレミアムブランド、ジェネシスからは事実上の後継車種GV80が登場。
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