分段点・緩衝区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/03 15:05 UTC 版)
台北市街の発展および拡大に伴い、バス路線の範囲も台北駅を中心とする中心市街地から市郊外、台北県へと徐々に拡大していった。これにより分段点(運賃境界)を有する両段票、三段票路線が登場した。 よく見られる分段点は士林、松山、公館、永和、万華、三重或いは台北新北市境界の淡水河および新店渓橋梁付近等で、往々にして乗り換えに適した賑やかな市街地が多い。 しかし分段点を通過せずに停留所十数か所分以上乗車しても1区間料金で済む乗客がいる一方で、分段点の直線から乗車し停留所2か所分乗車しただけで2区間料金となる乗客も存在する。この仕組みでは運賃が明らかに乗車距離に比例しないため、緩衝区の考え方へと発展した。 多くの緩衝区は橋梁・トンネル前後の停留所に設定されており(例:自強トンネル)、乗り換えの利便性を高めている。捷運が段階的に開通後はその駅を緩衝区の起点とする路線が多くなり、また多数の緩衝区設定を促し、その区間は長くなっていった。
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分段点・緩衝区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 06:15 UTC 版)
台北市街の発展および拡大に伴い、バス路線の範囲も台北駅を中心とする中心市街地から市郊外、台北県へと徐々に拡大していった。これにより分段点(運賃境界)を有する両段票、三段票路線が登場した。 よく見られる分段点は士林、松山、公館、永和、万華、三重或いは台北新北市境界の淡水河および新店渓橋梁付近等で、往々にして乗り換えに適した賑やかな市街地が多い。 しかし分段点を通過せずに停留所十数か所分以上乗車しても1区間料金で済む乗客がいる一方で、分段点の直線から乗車し停留所2か所分乗車しただけで2区間料金となる乗客も存在する。この仕組みでは運賃が明らかに乗車距離に比例しないため、緩衝区の考え方へと発展した。 多くの緩衝区は橋梁・トンネル前後の停留所に設定されており(例:自強トンネル)、乗り換えの利便性を高めている。捷運が段階的に開通後はその駅を緩衝区の起点とする路線が多くなり、また多数の緩衝区設定を促し、その区間は長くなっていった。
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