分子量が影響する物性の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 02:00 UTC 版)
沸点上昇や凝固点降下はモル濃度(溶液の単位体積当たりの分子数または物質量)に比例し、比例定数は分子種によらないので、同じ質量濃度(溶液の単位体積当たりの質量)では分子量に反比例する。このような性質は束一的性質と呼ばれる。 類似構造の化合物同士、例えば直鎖アルカン同士や直鎖アルコール同士では、分子量が大きいほど沸点が高い。 同温同圧の気体中の音速は、密度の-1/2乗に比例する。つまり、理想気体では、分子量の-1/2乗に比例する。
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