出張メイド・喫茶店以外の業態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 15:32 UTC 版)
「メイド喫茶」の記事における「出張メイド・喫茶店以外の業態」の解説
「出張メイドサービス」という業態もできている。福岡の「maidear(メイディア、現在は営業終了)」がその始まりで、メイドの衣装を着た女性スタッフが派遣され、依頼者の部屋の掃除や洗濯を行うものでその後コスプレ衣装制作会社「キャンディフルーツ」が東京で同様のサービスを開始。マスメディアに取り上げられた事から話題となり同業者も急増している。このサービスにはオタク層だけでなく、ごく普通の主婦の間でも利用がある。 2005年には「メイドホテル」と銘打った宿泊施設も登場、マスメディアやインターネット上で話題となったが採算が取れずに1カ月ほどで閉館となったというケースもある。そのほかに、2005年には「メイドリフレ」や「メイド美容室」も登場。「メイドリフレ」では現在もミアグループが運営する「ミアリラクゼーション」が現存し、秋葉原だけでなく各地で展開している。「メイド美容室」はmoeshamが「メイド美容室モエちょき」として現存している。 2007年には石川県金沢市に、メイドが同乗し買い物や観光などでの外出を補助する「メイドたくしー」なる福祉タクシーが登場した。障害者を装った健常者のみの利用が相次ぎ、国土交通省が定める福祉限定許可から外れ、道路運送法に違反する恐れがあるとして1カ月で廃業した。 2010年3月21日、茨城県のひたちなか海浜鉄道と鹿島臨海鉄道で列車を使ったメイド喫茶「メイドトレイン」を運行した。ひたちなか海浜には1960年代の古い車両が多いことを逆手に取り、同年代の食堂車をイメージしたウエイトレス風のメイドが、鹿島臨海では7000形を用い、秋葉原のメイド喫茶をイメージした萌え系のメイドがそれぞれ給仕した。 同様な列車は2010年12月11日に西武鉄道でも運行された。参加者の平均年齢は34.5歳で、男性が94%を占めていたという。2011年1月14日、2012年1月14日にも運行された。
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