円分体とは? わかりやすく解説

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円分体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 06:16 UTC 版)

円分体 (えんぶんたい、: cyclotomic field) は、有理数体に、1 の 乗根 を添加した代数体である。円分体およびその部分体のことを円体ともいう。


注釈

  1. ^ 有理整数である素数のこと。
  2. ^ としたとき、 であるので、 としてよい。
  3. ^ この証明は、ガウスによる4番目の証明である。(1805年8月30日に証明)[1]
  4. ^ が成立するので、ディリクレのL関数の積が 1 に収束することと同値である。
  5. ^ 実際は、円分体に対して、直接類数公式で求めるのが普通である。
  6. ^ マイレ(Maillet)の行列という。
  7. ^ δk は、 の正の実数である単数であり、クンマー単数または円単数と呼ばれる。

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