兵装近代化型とは? わかりやすく解説

兵装近代化型(旅大III型; 051DT/G/GII型)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 13:49 UTC 版)

旅大型駆逐艦」の記事における「兵装近代化型(旅大III型; 051DT/G/GII型)」の解説

旅大III型 (051GII型): 「珠海」(166) 1991年、051D型の1隻である「開封」(109)は、フランスから輸入したクロタル8MS個艦防空ミサイル・システム(8連装発射機カストールII火器管制レーダー)を搭載する改修受けた。またこれを活用するため、戦術情報処理装置として「済南」(105)と同じくTAVITAC搭載したほか、対空捜索レーダーDRBV-15「シー・タイガー」に換装されて、実用試験供された。また高角機銃も、スウェーデン・ボフォース社とイタリア・ブレダ社のコンパット・フォーティ 40mm連装機銃技術導入した76A型37mm連装機関砲変更された。これらの改修受けて051DT型と称されるようになっており、また同年、051Z型であった大連」(110)も同様の改修受けた。 更に、これらの改修艦と同様の欧米装備施した新造艦として、1988年より2隻の建造開始され1990年に051G型の「湛江」(165)が、1991年に051GII型の「珠海」(166)が就役した。051GII型は艦対艦ミサイル対潜戦システム改良加えられている。これらは、個艦防空ミサイル・システムとしてクロタル国産化版であるHHQ-7を搭載したほか、特に051GII型では、ソナー船首装備DUBV-23および可変深度式のDUBV-43の組み合わせ変更するとともにイタリア製のB515をベースとした3連装魚雷発射管搭載されており、Yu-7短魚雷A244およびMk.46短魚雷山寨版)を発射できる。また051GII型では、後上に051Z型と同型3次元レーダーである381型レーダー備えている。 また艦対艦ミサイルは、051G/GII型ではYJ-8の4連装発射機を4基備えていたが、新型YJ-83後日換装しており、051DT型でも同様の換装行っている。 #艦名英語表記進水就役退役所属備考051DT型/051Z改修型109 開封Kaifeng1977年10月28日 1982年 2019年5月16日 北海艦隊 1991年改修後、051DT型として再就役。 110 大連Dalian1979年6月25日 1984年 1991年改修後、051Z改修型として再就役。 051G/GII型165 湛江(Zhanjiang) 1990年 1990年 2020年8月28日 南海艦隊 166 珠海(Zhuhai) 1991年

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