兵装変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 14:10 UTC 版)
利根型重巡洋艦は開戦の時点で最新鋭巡洋艦であり戦没まで大規模な改装はなかった。しかしながら戦時中には戦訓によりレーダー(電探)の装備と対空機銃の増備を実施している。以下にその変遷を記述するが、いずれも推定であることに注意。 1943年(昭和18年)2月 後部予備指揮所両側に25mm連装機銃各1基増備、21号電探装備(前檣) 同年12月ころ 25mm連装機銃4基を同3連装機銃に交換。その他に13mm機銃4挺があったとされる。 1944年(昭和19年)6月以降、マリアナ沖海戦の戦訓により機銃の大幅な増備。25mm3連装機銃4基、同単装25挺を増備。また22号電探2基(前檣)、13号電探1基(後檣)を装備する。 1945年(昭和20年)2月 レイテ沖海戦の損傷修理において後甲板に25mm3連装4基を追加。同単装は若干減少し21挺(もしくは18挺)とした。レーダーは21号を撤去し、代わりに22号を1基増備した。 最終時の機銃とレーダーは、 25mm3連装機銃14基、同連装2基、同単装21挺(もしくは18挺)。合計67挺 電探:22号3基、13号1基 とされている。
※この「兵装変遷」の解説は、「利根 (重巡洋艦)」の解説の一部です。
「兵装変遷」を含む「利根 (重巡洋艦)」の記事については、「利根 (重巡洋艦)」の概要を参照ください。
兵装変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 09:22 UTC 版)
利根型重巡洋艦は開戦の時点で最新鋭巡洋艦であり戦没まで大規模な改装はなかった。しかしながら戦時中には戦訓によりレーダー(電探)の装備と対空機銃の増備を実施している。以下にその変遷を記述するが、いずれも推定であることに注意されたいところ。 1943年(昭和18年) 損傷修理の際に後部予備指揮所両側に25mm連装機銃各1基増備、21号電探を装備(前檣) 同年12月から翌年2月ころ 25mm連装機銃4基を同3連装機銃に交換。 1944年(昭和19年)6月以降、マリアナ沖海戦の戦訓により機銃の大幅な増備。25mm3連装機銃4基、同単装23挺を増備。また22号2基(前檣)、13号1基(後檣)を装備する。 レイテ沖海戦時(最終時)の筑摩の機銃とレーダー(電探)は、 25mm3連装機銃8基、同連装4基、同単装23挺。合計55挺 電探:21号1基、22号2基、13号1基 と推定される。
※この「兵装変遷」の解説は、「筑摩 (重巡洋艦)」の解説の一部です。
「兵装変遷」を含む「筑摩 (重巡洋艦)」の記事については、「筑摩 (重巡洋艦)」の概要を参照ください。
- 兵装変遷のページへのリンク