共和制への移行とユージア大陸紛争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 13:53 UTC 版)
「エルジア王国」の記事における「共和制への移行とユージア大陸紛争」の解説
共和制への移行後もエルジアは拡張政策によってボスルージ共和国を併合した。1990年代初頭には国境に軍を差し向け、中央ユージア連合(FCU)の軍およびIUN国際部隊との間で膠着状態が続いたが、小惑星ユリシーズが地球へ落着することをFCU政府が発表し、FCU軍が離脱すると両者の関係は棚上げされた。 その後、エルジアは周辺諸国の脅威にユージア大陸の国家群が一丸となって対抗することを目的として結成されたユージア同盟軍にも参加するほど周辺国との関係を改善する。しかし、1997年、天然資源を多く埋蔵しているユージア大陸南部の国家群が、独断でオーシア連邦と軍事同盟の締結を画策しスプリング海条約を調印しようとしたことに北部・中部の国家群が反発、遂には条約調印日の5月30日、条約調印に反対する国の軍部がクーデターを起こし、ユージア大陸紛争が勃発した。 ユージア大陸紛争中のエルジアの動向は不明だが、アルビレオ隊などの部隊がクーデター軍に参画した他、南部の港湾都市アンカーヘッドがクーデター軍の空母機動部隊の補給基地として使われている。結局ユージア大陸紛争は同盟軍によってクーデター軍が打倒されたことで終結したが、同時にこの紛争によって同盟軍は事実上瓦解し、エルジアと周辺国との関係も再び元の対立状態に戻ってしまうこととなる。
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