公的資金注入とは? わかりやすく解説

公的資金注入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 05:42 UTC 版)

日本長期信用銀行」の記事における「公的資金注入」の解説

1997年11月三洋証券経営破綻以降山一證券長銀設立関係していた北海道拓殖銀行経営破綻した。このような日本金融機関をめぐる経営環境日々悪化する中で、1998年平成10年3月金融機能安定化措置法案に基づく金融危機管理審査委員会決定により、1,766億円の公的資金注入される。しかし、1998年3月期決算において大野木克信頭取経営陣粉飾決算手を染めた長銀粉飾決算事件)。不良債権処理に約8,000億円が必要と認識しながら、実際には約6,000億円の処理にとどめ、結果として71億円を違法配当有価証券報告書虚偽記載をすることになる。 1998年長銀スイス銀行(旧SBC・現UBS)と提携し活路見出そうとする。この時、長銀は「不良債権抜本理に必要な額は5,000億円」と説明していたが、スイス銀行は、その粉飾見抜き9,200億円が必要と主張交渉膠着し進展を見なかった。結局合弁証券子会社である長銀ウォーバーグ証券乗っ取られ逆に市場長銀空売りされるなど、この提携局面打開するには至らなかった。

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公的資金注入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 05:02 UTC 版)

北都銀行」の記事における「公的資金注入」の解説

2010年3月フィデアHD整理回収機構から優先株方式資本注入が行われ、それを元資に、北都銀行新たに発行する優先株 をすべてフィデアHD引き受ける形で間接的に100億円の公的資金注入された。2021年9月末、21年3月期利益剰余金190億円となり財務改善し返済後の自己資本比率健全性確保できる水準見込める判断し前倒し半額50億円を返済した

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