公園内でのレクリエーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 16:48 UTC 版)
「ジョシュア・ツリー国立公園」の記事における「公園内でのレクリエーション」の解説
公園は年中開いているが、来園者は過ごしやすくなる秋から増え始め春の開花期に最大になる。夏には暑さのため訪問者はかなり減る。公園内には4箇所のビジターセンターがあり案内をしている。 通年利用可能な9箇所のキャンプ場(計数百のキャンプサイト)があるが、水道および水洗トイレの施設があるキャンプ場はBlack Rock CampgroundとCottonwood Campgroundの2箇所で、他のキャンプ場には簡易トイレが設置されている。予約はBlack RockとIndian Coveキャンプ場で可能であるが、その他のキャンプ場は先着順となっている。 公園南部の未舗装道路は地域の地質の陳列棚である。キーズ・ビューの眺めの良い場所も南向きで、コーアチェラ・バレーとソルトン湖の眺めが楽しめる。廃墟となった金鉱のツアーが開かれている。公園を楽しむ最も簡単な方法は、ドライブして回り、巨礫の丘のいくつかに登ることである。 公園は、ロッククライマー(彼らは公園をしばしばJツリーと呼ぶのだが)に極めて人気が高い。元々は、シエラネバダ山脈のヨセミテ滝やその他の地域が雪に閉ざされている間の冬場の練習場であった。しかし、その後独自の人気エリアになった。名前のついた登山ルートが文字通り数千あり、難度も様々である。典型的にはルートは短く、岩が高さ70メートル(230フィート)を超えることはまれであるが、通常そこまでの距離が短く、砂漠を通る簡単な道であり、1日で多くの面白い登山が楽しめる。岩はすべて石英モンゾナイトでできており、ヨセミテでのように岩を磨く雪や氷がないので、かなりごつごつした花崗岩である。 音楽家グラム・パーソンズはここを頻繁に訪れたロッククライマーで、最期もこの公園の近くのモーテルであった。彼の友人達が彼の死に際し、棺を奪い、大好きな岩の近くで火葬した。その地域にはパーソンズの幽霊がかすかなギター音楽とともに出るという伝説がある。
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