公園内のヴィラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:13 UTC 版)
ボルゲーゼ美術館の建物は、ヴィラ・ボルゲーゼの建物をそのまま使っている。建築家ヨハン・ファン・サンテンがカミッロ・フィリッポ・ボルゲーゼの依頼で建設したもので、ベルニーニのダビデ像やダフネ像、アントニオ・カノーヴァの作品 (Paolina Borghese)、ティツィアーノやラファエロやカラヴァッジオの絵画などが収められている。 ボルゲーゼ公園に隣接するヴィラ・ジュリア国立博物館は、ユリウス3世が夏の別荘として1551年から1555年に建設させたもので、現在はエトルリアの遺物の博物館になっている。 ヴィラ・メディチは在ローマ・フランス・アカデミーが使用している。 Fortezzuola は彫刻家ピエトロ・カノニカのコレクションを所蔵している。 1650年代、ディエゴ・ベラスケスはこのヴィラの庭園の夜景をいくつか描いている。電気のない時代なので、松明で照らされた光景を描いている。 1911年、ローマで開催された国際美術博覧会 (en) でボルゲーゼ公園内にいくつか展示用の建物が建設され、現存している。ローマ国立近代美術館は19世紀と20世紀のイタリア人芸術家の絵画作品を所蔵している。 現在 British School at Rome として使われている建物は、1911年の博覧会のためにエドウィン・ラッチェンスが設計したパビリオンの1つであり、特に評価が高い。
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