八ツ役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 01:19 UTC 版)
八ツ役 | |
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北緯40度47分10.68秒 東経140度44分59.02秒 / 北緯40.7863000度 東経140.7497278度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 青森県 |
市町村 | 青森市 |
地区 | 南地区 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 | 030-0112[2] |
市外局番 | 017[3] |
ナンバープレート | 青森 |
緯度・経度は猿田彦大神。 |
八ツ役(やつやく)は青森市の地名である。郵便番号は030-0112。
地理
青森市郊外、青森平野の南部に位置する。小字には、芦谷・上林(かんばやし)・矢作(やはぎ)がある。住居表示整備事業による地名変更が行われた影響で、東部の字 矢作は飛び地になっている。
字矢作は、西・北・東が浜田、南が第二問屋町に接する。域内は幹線道路沿いが自動車の販売店などの事業所、その裏手には住宅等がある。
矢作以外の大字八ツ役は、北が大字浜田、東が第二問屋町・問屋町、南が牛館・上野、西が荒川に接する。域内は、やや南寄りの幹線道路沿いに商店や事業所、その南の集落沿いの道周辺には住宅に交じって住宅がある。それぞれの背後には農地が広がる。
河川
- 堤川(荒川) - 南端部を流れる。
歴史
もともとは、隣の荒川村の枝村であった。地名の由来は谷地(やち。当地では湿地のこと)に開かれた役田であったからとも、江戸時代に藩の開拓役が8人居たからともいう。もともとは水田地帯であったが、地内の一部に卸売団地が造成され、次第に事業所がみられるようになってきた。
沿革
- 1889(明治22)年 - 東津軽郡荒川村の大字となる。
- 1955(昭和30)年 - 青森市の大字となる。
- 1972(昭和47)年 - 地内の一部が卸売団地(問屋町)となる。
- 1982(昭和57)年 - 住居表示整備事業により、地内の一部が問屋町となる。
- 1983(昭和58)年 - 地内に卸売団地(第二問屋町)が造成された。
- 2001(平成13)年6月2日 - 地内の一部が第二問屋町一丁目となる。
- 2001(平成13)年11月26日 - 地内の一部が問屋町二~四丁目となる。
世帯数と人口
2023年(令和5年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
八ツ役字芦谷 | 294世帯 | 529人 |
八ツ役字上林 | 5世帯 | 9人 |
八ツ役字矢作 | 22世帯 | 39人 |
合計 | 321世帯 | 573人 |
小・中学校の学区
町名 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
八ツ役字芦谷 | 全部 | 青森市立荒川小学校 | 青森市立荒川中学校 |
八ツ役字上林 | 全部 | 青森市立荒川小学校 | 青森市立荒川中学校 |
八ツ役字矢作 | 全部 | 青森市立浜田小学校 | 青森市立南中学校 |
交通
鉄道
域内に鉄道はない。
道路
- 国道103号 - 通称 観光通り。東の飛び地、字 矢作を通る
- 国道7号青森環状道路 - 東の飛び地、字 矢作を通る。
- 青森県道27号青森浪岡線 - 字芦谷を通る。
※ ほか、青森県道27号青森浪岡線の南側にその旧道がある。集落はこの旧道沿いに形成され、隣接する荒川とほとんど一帯をなしている。
バス
施設
- 八ツ役公園 - 字芦谷
- 猿田彦大神 - 字芦谷
参考文献
- 角川日本地名大辞典 2 青森県(1985年 角川日本地名大辞典編纂委員会 編)八ツ役の項
脚注
- ^ a b “人口・世帯数等(住民基本台帳)”. 青森市 (2023年1月1日). 2023年2月7日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2023年2月20日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年9月20日閲覧。
- ^ “青森市立小学校及び中学校の就学に関する規則”. 青森市. 2023年2月6日閲覧。
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