安方_(青森市)とは? わかりやすく解説

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安方 (青森市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/20 16:06 UTC 版)

日本 > 青森県 > 青森市 > 安方 (青森市)
安方
安方
安方の位置
北緯40度49分37.59秒 東経140度44分39.11秒 / 北緯40.8271083度 東経140.7441972度 / 40.8271083; 140.7441972
日本
都道府県 青森県
市町村 青森市
人口
2017年(平成29年)5月1日現在)[1]
 • 合計 1,219人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
030-0803
市外局番 017[2]
ナンバープレート 青森

安方(やすかた)は青森県青森市の地名。一丁目、二丁目が存在する。郵便番号030-0803。

地理

青森市中心地区[3]の北寄り、海岸沿いに位置している。

交通

柳川にあるJR東日本・青い森鉄道青森駅の敷地と接している。

バス路線は、シャトルdeルートバス ねぶたん号(三内丸山遺跡前-棟方志功記念館前間)の停留所が次の通り設置されている。

  • アスパム前

歴史

藩政時代以前から存在する漁村であったと考えられる。古くからここに善知鳥神社(うとうじんじゃ)があったと伝えられる。「善知鳥」又は「悪知鳥」と書いて「やすかた」と読む場合もあった。藩政時代に入り、寛永年間の初頭、この村の東方に青森の港町が建設されると、安方はそのなかに含まれることとなった。また、安方町の西には、越前(現 福井県)出身者が多かった越前町があった。その後、安方町に包摂された。

明治はじめ、安方の北に接する、市街地化されていなかった土地に、新安方町が置かれた。その頃まで、安方は静かな漁師町ではあったが、1891年(明治24年)に鉄道が青森駅まで開業すると、駅前に位置することから、土産物店・旅館・運送店等が立ち並び、活況を呈するようになった。但し、明治末頃、青森駅の改築により、正面玄関が新町通り奥に移ると、街の繁栄は、次第に新町通りに移っていった。

1968年(昭和43年)9月1日、青森市中部地区の住居表示実施により、安方一・二丁目が設置された。

  • 安方一丁目 - 新安方、安方の各一部
  • 安方二丁目 - 新安方、安方、新町、新浜町、浜町、大町、米町、第一埠頭の各一部

かつて、安方には安方物揚場(岸壁)があり、ここは北洋漁業のひとつの拠点であった。そこに隣接して、魚市場があり、水揚げも行われた。周辺には倉庫が数多くみられたが、1980年代中頃近くになり、物揚場前の埋め立てが行われると、安方の海岸に建つ倉庫の多くが取り壊された。現在は、アスパム・青い森公園等に変わっている。

施設

脚注

  1. ^ 青森市 (2017年5月25日). “人口・世帯数等(住民基本台帳)”. 青森市. 2017年5月29日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  3. ^ 地区区分表・地区区分図-青森市公式ウェブサイト[リンク切れ]、2011-03-31閲覧。

関連項目

外部リンク




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