全日本選手権連覇と天覧試合優勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 21:12 UTC 版)
「木村政彦」の記事における「全日本選手権連覇と天覧試合優勝」の解説
全日本選手権の前身ともいえる日本選士権を1937年から3連覇し、さらに1940年に行なわれた紀元二千六百年奉祝天覧武道大会でも5試合をすべて一本勝ちという圧倒的な強さで優勝した(決勝戦の相手は石川隆彦)。この後も大小大会含め無敗だったものの、第二次世界大戦勃発後の1942年に兵役で柔道を離れざるを得なくなった。しかし終戦後は、1947年7月1日に開催された西日本柔道選手権大会に出場するや、決勝リーグで吉松義彦、松本安市を破り優勝を飾って“木村の不敗常勝”を見せつけたほか、翌1948年3月15日の全関西対全九州の試合でも、全九州軍の一員として優勝に貢献した。1949年の全日本選手権でも、ブランクを感じさせず圧倒的な強さで優勝。全日本選手権13年連続保持という驚異的な記録を残している。
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