全日本学生文化会議の活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 06:07 UTC 版)
「全日本学生文化会議」の記事における「全日本学生文化会議の活動」の解説
現在の全日本学生文化会議の活動については、機関誌である『文化会議報』(後に『大学の使命』と改称)が発刊されているので情報も多い。 これによると、文化会議所属のサークルは各大学で国防、教育問題に関する講演会を頻繁に開催している。また、韓国、台湾、中国へ遊学し、現地学生との交流(歴史観論争や未来志向の意見交換等)も行っている。北朝鮮による拉致被害者奪還の運動にも熱心に取り組み、韓国の拉致被害者奪還のグループとも共闘しているという。 2007年(平成19年)には、沖縄戦住民集団自決問題に関する現地世論調査を実施し、その結果を国会議員の勉強会や『産経新聞』で発表した。2008年(平成20年)には、「毒ギョーザ事件」や「チベット人虐殺事件」をめぐって中国への批判姿勢を強め、長野で行われた北京オリンピック聖火リレーへの抗議行動や、胡錦濤国家主席来日に対する抗議行動(日比谷公園、早稲田大学等)に取り組んでいる。 また、全日本学生文化会議に加盟している首都圏学生文化会議では、「学徒出陣の日」(10月21日)周辺の日程で、「戦歿学徒慰霊祭」を開催している。慰霊祭は当初は都内の不特定の神社において斎行されていたが、昭和の終わり頃に、ノンフィクション作家の南雅也のはからいで、毎年靖国神社で開催されるようになった。
※この「全日本学生文化会議の活動」の解説は、「全日本学生文化会議」の解説の一部です。
「全日本学生文化会議の活動」を含む「全日本学生文化会議」の記事については、「全日本学生文化会議」の概要を参照ください。
- 全日本学生文化会議の活動のページへのリンク