全日本プロレスの大量退団と番組の終焉
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「2000チャンピオン・カーニバル」シリーズ中の2000年4月には放送時間を日曜24:55 - 25:25から水曜25:45 - 26:15に変更したが、同年に発生した「2000スーパー・パワー・シリーズ」終了直後における全日本プロレスの大量退団騒動を端に、日本テレビは2000年6月19日に本番組の打ち切りを正式発表し、2000年6月21日の放送を以って27年9か月の歴史に幕を閉じた。 なお45分枠で放送された最終回では、番組名は『全日本プロレス中継』でありながらも、放送内容は三沢をはじめとする退団選手達の新団体旗揚げ記者会見がメインという放送であり、『全日本プロレス緊急拡大スペシャル』のサブタイトルを加えて放送された。その新団体たるプロレスリング・ノアには、元日本テレビの大八木賢一も専務取締役として在籍しており、このことからもノアと日本テレビが当時から密接な関係だったことが窺い知れる。なお最後の試合中継は大量退団騒動直前の同年6月9日に行われた「2000スーパー・パワー・シリーズ」の最終戦である日本武道館(世界タッグ王座決定戦〈川田利明&田上明vs大森隆男&高山善廣〉など)からの録画中継であった。 本番組の27年9か月という放送期間は、1954年2月から2009年3月まで放送されていた日本テレビのプロレス中継の歴史の中でも最長寿であった。
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