入試における利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 00:30 UTC 版)
「大学入試センター試験」の記事における「入試における利用」の解説
大学により、最終判定におけるセンター試験の利用法は異なるが、大きくいくつかの系統にまとめることができる。 センター試験単独判定型 センター試験の結果のみで合否を判定するタイプ。私立大学で一般入試(大学独自の問題による入試)と並行して行われる場合が多い。一般入試に比べて募集枠が小さいため合格難易度は高め。 国立大学の後期試験でも、センター試験だけで合否を決めている例もあるが、その分ボーダーラインは前期試験より高くなる傾向がある。 センター試験+二次試験型 センター試験の結果と二次試験(大学によっては、小論文・面接等も課される)の結果を合計して合否を判定するタイプ。多くの国公立大学で主流となっている。 東京大学や多くの国公立大学医学部医学科のように、センター試験の点数による第一段階選抜(いわゆる「足切り」)が行われる場合がある。 センター試験併用型 センター試験の結果と学校独自の試験の結果を合計して合否を判定するタイプ。私立大学で採用される。大学によっては一般入試と同一問題を使用することもある。 センター試験(傾斜配点)+二次試験型 センター試験のうち、一部の科目のみを点数として採用して、かつ各教科の本来の点を75 - 25%程度に圧縮し、そこに二次試験の結果を合計して合否を判定する。 東京外国語大学や芸術系・体育系の学科で採用されることが多い。 センター試験独立利用型 センター試験の結果を第一段階選抜にのみ利用し、最終的な合否の判定は二次試験の結果のみで行うタイプ。 東京工業大学がこのタイプで有名。 大学入試に関する詳しい情報については大学受験を参照。
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