光州広域市とその周辺地域のバス運行システム
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「韓国のバス」の記事における「光州広域市とその周辺地域のバス運行システム」の解説
光州広域市とその周辺では、市内バスは2006年12月21日に大々的な運行システムの改編が行われた。主な改編内容は以下の通りである。 バス運行において以前は厳しい歩合制の元にあったバスの運転士の最低賃金を保証するため市財政による補助を行う(「準公営制」と呼ばれる)。 それまで一般バスと座席バスに分かれていた市内バスの内、一般バスに比べ運賃の高かった座席バスの制度を廃止した。 ソウル特別市同様、路線を3種類に分類・改編しそれぞれの固有色を定めた。また、路線番号も全て改編した。 基本料金を引き上げた(850ウォン→900ウォン。なお、5年前は600ウォンであったがその後段階的に引き上げられた)。 乗車してから1時間以内であれば回数に関わり無く乗り換えの際に新たに料金を請求されないことになった。 地下鉄1号線と共通の運賃制度を導入した。地下鉄からバスへの乗り換えは30分以内ならバス乗車時の別途料金を請求されない。 交通カードが導入され、光州広域市と周辺の全羅南道各地域で共通に使用できるようになった。 ただし、既存の路線・運行体系に比べあまりに大幅・全般的な変更だったのと事前の広報不足や利便性の減少(乗り換え回数の増加など)による影響等についての事前調査の不足などから市民から多くの批判が寄せられた。この結果、2007年2月に再度一部を変更し一部路線の増便や廃止された路線の一部復活などを行った。 バスの種類は以下の通りである。 急行幹線バス 固有色は赤。 幹線バス 固有色は黄色。 支線バス 固有色は緑。 光州広域市のバス(現代ニュースーパーエアロシティ) 光州広域市のバス(現代グリーンシティ) 光州広域市のバス(現代ユニバース)
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