兄の特殊な用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 23:31 UTC 版)
書き言葉として、学問の世界などで自分の同僚や後輩などに対し、敬意を表して「学兄」と手紙に書いたりすることがある。また、著者などが読者に対し敬意を表して読者諸兄姉という呼びかけが散見される。 そのほかキリスト教会では、天国においては家族でキリストを長子とする兄弟であるという考え方から男性信者を氏名の後ろに敬称として「兄」をつけ、兄弟と呼びかける場合がある。また、ヤクザやテキヤの構成員、また若い男性同士のグループで年長だったり先輩に当たる組員ないし構成員に対して呼びかける敬称として「兄貴(あにき)」がある。同種の用法として「兄御(あにご)」がある。 また、公言する際に差別的に聞こえるような発言などに用いられる場合もある(ヤクザや暴力団員→恐いお兄さん、オタク→大きいお兄さんなど)。欧米など海外では親しみを込めて、血縁関係がなくても「brother」と呼び合う風習がある。
※この「兄の特殊な用法」の解説は、「兄」の解説の一部です。
「兄の特殊な用法」を含む「兄」の記事については、「兄」の概要を参照ください。
- 兄の特殊な用法のページへのリンク