俳句柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺松山や秋より高き天主閣春や昔十五万石の城下哉牡丹画いて絵の具は皿に残りけり山吹も菜の花も咲く小庭哉をとゝひのへちまの水も取らざりき風呂敷をほどけば柿のころげけり柿くふも今年ばかりと思ひけり紫の蒲團に坐る春日かな鶏頭の十四五本もありぬべし赤とんぼ 筑波に雲も なかりけり短歌くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる松の葉の葉毎に結ぶ白露の置きてはこぼれこぼれては置くいちはつの花咲きいでて我目には今年ばかりの春行かんとす足たたば不尽の高嶺のいただきをいかづちなして踏み鳴らさましを足たたば黄河の水をから渉り崋山の蓮の花剪らましを足たたば北インヂヤのヒマラヤのエヴェレストなる雪くはましを随想・日記墨汁一滴(各 岩波文庫と同ワイド版)病狀六尺仰臥漫録(角川ソフィア文庫、2009年)子規三部作とされ、一冊本が講談社学術文庫で刊行(1986年)漢詩
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「俳句柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺松山や秋より高き天主閣春や昔十五万石の城下哉牡丹画いて絵の具は皿に残りけり山吹も菜の花も咲く小庭哉をとゝひのへちまの水も取らざりき風呂敷をほどけば柿のころげけり柿くふも今年ばかりと思ひけり紫の蒲團に坐る春日かな鶏頭の十四五本もありぬべし赤とんぼ 筑波に雲も なかりけり短歌くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる松の葉の葉毎に結ぶ白露の置きてはこぼれこぼれては置くいちはつの花咲きいでて我目には今年ばかりの春行かんとす足たたば不尽の高嶺のいただきをいかづちなして踏み鳴らさましを足たたば黄河の水をから渉り崋山の蓮の花剪らましを足たたば北インヂヤのヒマラヤのエヴェレストなる雪くはましを随想・日記墨汁一滴(各 岩波文庫と同ワイド版)病狀六尺仰臥漫録(角川ソフィア文庫、2009年)子規三部作とされ、一冊本が講談社学術文庫で刊行(1986年)漢詩」を含む「正岡子規」の記事については、「正岡子規」の概要を参照ください。
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