信太神社とは? わかりやすく解説

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信太神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/04 08:44 UTC 版)

信太神社

信太神社本殿 (2020年11月)
所在地 和歌山県橋本市高野口町九重283番地
位置 北緯34度20分11.1秒 東経135度33分13.4秒 / 北緯34.336417度 東経135.553722度 / 34.336417; 135.553722 (信太神社)座標: 北緯34度20分11.1秒 東経135度33分13.4秒 / 北緯34.336417度 東経135.553722度 / 34.336417; 135.553722 (信太神社)
主祭神 天照皇大神
天津彦火々瓊々杵尊
饒早日尊
神倭磐禮彦尊
磐長比賣命
社格 村社
創建 不詳
例祭 10月15日
地図
信太神社
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信太神社(しのだじんじゃ)は、和歌山県橋本市高野口町にある神社。境内にあるクスノキ(信太神社の樟樹)は県指定の天然記念物

概要

当神社は九重・上中・田原・下中の氏神とされ、由緒などについては不詳だが979年天元2年)、拝殿・御供所・神庫・楼門を改造したと伝わる。伝承では祭神は和泉国信太の森から勧請されたものともいわれる。地元では土龍(モグラ)封じの神として知られ、この地域にはモグラが絶滅したと伝わる。 1909年明治42年)2月、村社となる。

境内

  • 本殿(5社 木造銅板葺造 1社1,62m2[1]
  • 社務所(木造瓦葺平屋造 25,9m2[1]

祭神

天然記念物

信太神社の樟樹

江戸時代後期の地誌紀伊続風土記には既に「境内に樟(クス)の大樹あり 圍三丈餘輪困陸離たり 社地の古き事知るへし」と記録がある。このクスノキは樹高約25m・幹周約7mの大樹、推定樹齢約400年の老樹だが樹上には多くの枝葉を茂らせ、樹勢はそれほど衰えていない。本幹の根元の立つ幹周2.1mのクロガネモチの壮齢樹がこのクスの根元に抱合され、完全に癒合状態になった奇観を成している[2]1959年昭和34年)1月8日、県から天然記念物(信太神社の樟樹)に指定された[3][4]

脚注

  1. ^ a b 信太神社”. 和歌山県神社庁. 2022年10月21日閲覧。
  2. ^ 信太神社の樟樹”. 橋本市. 2021年2月11日閲覧。
  3. ^ 現地案内看板、橋本市教育委員会、平成5年3月設置
  4. ^ 県指定文化財・記念物(信太神社の樟樹)”. 和歌山県教育委員会. 2022年10月21日閲覧。

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