供給量・宣伝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/14 23:47 UTC 版)
香川の名物としての「讃岐うどん」をマスメディアなどを積極的に利用した宣伝によりブームとなり爆発的に需要が増えたが、香川県のうどん生産量の5%程度しか供給量がなく、ASWなどとの併用を余儀なくされる製麺業者にとって生産性の向上や商品の安定供給が課題となっている。しかし「讃岐」のうどんを名乗るのであれば、讃岐の地粉を使うべきで、地粉を使っていると思っている消費者も多い。2000年以降、香川県産コムギの取引は3,000トンまでは生産者団体などが相手を選べる相対契約となっており、さぬきの夢2000は開発の経緯からこれを超える入札の分も県内の製麺業者に優先的に販売するように香川県が入札業者へ要望を出しているが、需要過多の状態が続いている。一方で大量販売を行わず「さぬきの夢2000」を使用しているこだわりの店も多く、うどん好きなどに評価されている。2008年に入り、現在「讃岐うどん」の主力原料であるオーストラリア産小麦が、4月1日に30%値上げされ、相対的にさぬきの夢2000の値段が安くなることとなったため、その需要はさらに増している。
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