佐藤市議当選無効申立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 18:07 UTC 版)
2007年4月22日に執行された東村山市議選挙で当選した佐藤真和(まさたか)市議の当選が無効であるとして、矢野穂積と共に東京都選挙管理委員会を提訴を行った。提訴事由としては、佐藤の居住実態が日野市にあり、東村山市にないというものであった。都選管は同年10月に提訴を棄却。朝木、矢野は都選管の裁決を不服として同年11月に東京高等裁判所に提訴。2008年12月8日には、東京高等が請求を棄却。佐藤の当選は適法なものとされた。 この当選無効申し立てに関連し、佐藤の妻子が居住する日野市のマンションに人を張り込ませ、マンションのドア付近やベランダに干した洗濯物を撮影し、その写真を証拠として提出するなどしている。 また、朝木、矢野が発行人を勤める政治宣伝紙「東村山市民新聞」及びインターネット版「東村山市民新聞」、多摩レイクサイドFM(矢野がパーソナリティを務める番組「ニュースワイド多摩」を放送)による名誉棄損が行われたとして、2008年6月4日付けで佐藤から3者に対し訴訟が起こされている。この訴えに対しては、2011年1月に公職選挙法違反の訴えの公益性を認め、佐藤の請求は棄却されている。これとは逆に朝木、矢野は佐藤が自身のブログに書いた内容が名誉棄損であると訴訟を起こしたが、2011年6月に東京地方裁判所において棄却。東京高裁への控訴も2011年12月に棄却されている。
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