佐々岡監督時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:46 UTC 版)
2020年 新型コロナウイルスの影響で開幕が3か月遅れて開幕。エースの大瀬良やクリス・ジョンソンなどの不調及びケガによる離脱、新守護神で獲得したテイラー・スコットが開幕から乱調など、前年同様投手陣、特にリリーフ陣の崩壊や僅差での試合を多く落として開幕から最下位を行き来するなど低迷した。10月2日のヤクルト戦に勝利したことで最下位を脱出したものの、その後も好転せず、対巨人戦には2014年以来6年ぶりの負け越しを喫するなど、2011年以来9年ぶりの5位でシーズンを終え、2年連続Bクラスとなった。しかし、新人の森下暢仁が新人王を受賞する活躍を見せた。石原慶幸が11月7日の引退試合を最後に現役を引退した。なお、マツダスタジアムの入場者数は53万7857人と前年比で大幅減となったが、それでも12球団最多であった。58年間トレーナーを務めた福永富雄が12月末で勇退した。 2021年 8選手、コーチ含む11人が新型コロナウイルス陽性と判定された。その直後に始まったセ・パ交流戦では3勝12敗3分と大きく負け越し、一時はリーグ最下位に転落した。後半戦は中日、DeNAとの最下位争いとなったが、10月以降は13勝7敗1分と大きく勝ち越し、最終的には4位でシーズンを終え、3年連続Bクラスとなった。鈴木誠也が自信2度目の首位打者のタイトル、九里亜蓮が初めて最多勝利のタイトルを獲得した。また、ルーキーの栗林良吏(新人最多タイ記録となる37セーブを挙げ、新人王を受賞した。防御率0.86)、5年目の坂倉将吾(初めて規定打席に到達し、リーグ2位の打率.315をマーク)、3年目の小園海斗(初めて規定打席に到達し、打率.298をマーク)、3年目の林晃汰(規定打席には届かなかったものの、10本塁打をマーク)が活躍するなど、若手の活躍が目立った1年でもあった。オフに新外国人としてドリュー・アンダーソン、ニク・ターリー、ライアン・マクブルームを獲得。鈴木誠也がポスティングシステムでシカゴ・カブスに移籍。中継ぎ右腕としてチームを支えた今村猛が戦力外通告を受け、その後現役を引退した。 2022年
※この「佐々岡監督時代」の解説は、「広島東洋カープ」の解説の一部です。
「佐々岡監督時代」を含む「広島東洋カープ」の記事については、「広島東洋カープ」の概要を参照ください。
- 佐々岡監督時代のページへのリンク