住専問題企業から多額の報酬とは? わかりやすく解説

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住専問題企業から多額の報酬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 00:19 UTC 版)

村田吉隆」の記事における「住専問題企業から多額の報酬」の解説

経済企画政務次官1995年8月1996年1月)を務めていた1996年1月9日バブル崩壊後多額不良債権抱え大きな社会問題となった住宅金融専門会社から600億円を超える多額融資受けて焦げつかせていた大阪市中央区南船場本店を置く不動産会社「メイセー」(金田直社長)の役員として、総額2000万円もの報酬受け取っていたことが発覚した同社住宅分譲ビル建設販売賃貸などをしているとされ、第一勧業銀行などが母体住宅ローンサービス、信託銀行7件を母体とする第一住宅金融地銀生保住宅ローンの4社から600億円超の融資受けていたが、バブル崩壊後1994年4月時点で、1千億円を超える負債93億円余の欠損抱えた村田1989年4月大蔵省退官後、同年夏に同社役員就任、翌1990年2月衆議院議員に初当選している。「関連会社等報告書」(1993年4月提出によれば同社非常勤取締役」、同報告書1994年5月提出)では「同社顧問となっており、同社法人登記簿では1995年12月11日付で取締役辞任したとされている。村田顧問起用した理由について、同社長は、村田影響力を持つ金融当局国税方面への便宜期待したものではなく在中国日本大使館二等書記官という国際的な経歴重視したものだと新聞取材コメントしている。

※この「住専問題企業から多額の報酬」の解説は、「村田吉隆」の解説の一部です。
「住専問題企業から多額の報酬」を含む「村田吉隆」の記事については、「村田吉隆」の概要を参照ください。

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