会津藩公行列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 16:17 UTC 版)
江戸時代末期の会津藩時代の武者、大名などを中心に、様々な時代の会津藩の人びとの姿に扮した行列が、会津若松市内各所をまわるイベント。行列は鶴ヶ城公園での出陣式の後、午前、午後で決められたルートを練り歩き、主要な地点で殺陣などのパフォーマンスなども披露することがある。行列の扮装には会津藩の歴代藩主や、江戸時代~明治時代の会津地方に縁のある高遠藩、桑名藩、斗南藩、新選組、白虎隊、娘子隊などがある。2011年の藩公行列には、東日本大震災の福島第一原子力発電所事故の影響で会津若松市に避難している大熊町の中学生が白虎隊に扮し参加した。2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響で藩公行列は中止となった。 また、特別ゲストが招かれる場合がある。近年の例では、2005年には前年のNHK大河ドラマ『新選組!』に出演した山本耕史、浅利陽介、中村俊太が、2009年には当時のNHK大河ドラマ『天地人』に出演していた北村一輝、比嘉愛未、2011年には会津親善大使の堀内孝雄、2013年には当時のNHK大河ドラマ『八重の桜』に出演した池内博之、三根梓が参加。2014年からは『八重の桜』主演の綾瀬はるかが2019年まで6年連続で参加し、2018年・2019年は『八重の桜』で八重の幼少期を演じた鈴木梨央と共に参加した。2020年、7年連続のまつり参加となった綾瀬は、中止された藩公行列に代わり先人感謝祭に初めて参加した。
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