会場運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 10:31 UTC 版)
「サントリー1万人の第九」の記事における「会場運用」の解説
当興行のため大阪城ホールを使用するに際し、現在では公演期日の3〜4日前より設営を開始している。続いて2〜3日前に先ずオーケストラのみホール内に入れてのリハーサルを行い、公演前日にはオーケストラに加えて「第九」声楽パート(合唱団・ソリスト陣)をもホールに入れてのリハーサル(総合リハーサル)を実施、そして公演当日はゲネプロを経て本番へ───というスケジュールにて同ホールを運用してきている。 ステージ設営に際しては、大阪城ホール運営サイドに於いて、コンサート等の各種興行に対応するため、大きく分けて3種類のステージパターンを提示している。本興行では、1983年(昭和58年)の創始以来2012年(平成24年)開催の第30回公演に至るまで、長辺方向の北側にステージを設える「ステージパターンA」に沿って設営してきたが、2013年(平成25年)開催の第31回公演では短辺方向の西側にステージを設える「ステージパターンB」に沿った設営方に変更している。 2020年(令和2年)開催の第38回公演でも、「パターンB」に沿ってステージを設営。実際には観客や一般からの合唱参加者の入場を見送ったため、「リモート観覧」や生中継などに使用する大型スクリーン3台をステージの後方に据えた。スクリーンは1台につき最大で100名分の配信動画を同時に放映できるように設定されていて、一部の演目では、(例年の公演では観客席を設置する)アリーナにピアノ演奏用の移動式ステージを設置した。
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