仲介者サービスの質の向上及び競争の促進
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 07:51 UTC 版)
「金融ビッグバン」の記事における「仲介者サービスの質の向上及び競争の促進」の解説
証券会社の業務多角化1998年11月には証券取引法の改正により、インターネット証券会社の新規参入が認められた。 ラップ口座の解禁 持株会社(ホールディングス)制度の活用同じ時期には独占禁止法改正による金融持株会社の設置解禁も行われ、1999年のみずほフィナンシャルグループ設立に至った。 銀行による普通社債による資金調達、信託子会社を通じた業務の自由化も認められた。 株式媒介委託手数料の自由化 証券会社の免許制から原則登録制への移行 証券子会社・信託銀行子会社の業務範囲の制限撤廃親子間の金銭債権の信託に係る規制(50%ルール)を撤廃。 系列投信委託会社からの証券投資信託受託に関する規制(25%ルール)を撤廃。 保険会社と金融他業態との間の参入銀行・証券・信託銀行については、1993年から既に「業態別子会社方式」で、参入することが認められていたが、新たに「保険」が加わった。ただし、保険業界が強く抵抗し、銀行窓口における保険商品の販売は、当初、住宅ローン関連の生命保険と火災保険に限定された。 株式売買委託手数料の完全自由化 保険価格の自由化保険業法・損害保険料率算出団体に関する法律が改正され、損害保険料率算出機構の保険料率遵守義務が撤廃。料率が認可制から届出制に移行された。1999年3月期よりソルベンシー・マージン比率公開義務が課せられ、情報公開が強化された。
※この「仲介者サービスの質の向上及び競争の促進」の解説は、「金融ビッグバン」の解説の一部です。
「仲介者サービスの質の向上及び競争の促進」を含む「金融ビッグバン」の記事については、「金融ビッグバン」の概要を参照ください。
- 仲介者サービスの質の向上及び競争の促進のページへのリンク