代表的な政府の形態と分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:10 UTC 版)
詳細は「政治体制」を参照 政府は、様々な基準に基づいて分類される。 国全体のことがらを扱う政府は中央政府と呼ばれ、国家内の一地域を扱う政府である地方政府を統括する。日本においては、日本政府が中央政府、地方公共団体が地方政府にあたる。中央政府の権限が強く国家主権をすべて有しているものは単一国家と呼ばれるのに対し、いくつかの邦が集まって成立した国家は連邦国家と呼ばれる。連邦国家はその形態上多くの権限が地方政府である州に留保されており、中央政府である連邦政府の権限は相対的に小さなものとなっている。 行政府としての「政府」に対して、立法府(議会)が有する権限の割合(権力分立)の大小による種別議会統治制(議会が行政府を統治する) 議院内閣制(内閣の存立に議会の信任を要する) 半大統領制(議院内閣制と大統領制の中間的位置付け) 大統領制(立法府と行政府の権力が完全に分立する) 議院内閣制国家の行政府において、内閣に参与する議員(首相・閣僚等)の属する政党(政権与党)の様態による種別一党独裁制(単一の政党あるいはそれに準ずる) 少数党政府(英語版)(議会では少数派であるが、多数の議員に支持された政党あるいは政治集団が政権を握る) 多数党政府(英語版)(議会で絶対多数の議席を占める政党あるいは政治集団が政権を握る) 連立政府(単独では絶対多数を占めることができない、2つないしそれ以上の複数の政党が政権を握る) 翼賛政治体制(議会を占めるすべての政党および議員が政権に集中する)
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