人間は超個体か
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 17:17 UTC 版)
人間も体内の細菌などの微小個体を内包する超個体であるとする見方もある。次のような推定がなされている。「人間の腸内には 1013 から 1014 の細菌があり、そのゲノムの総計(microbiome)は人間自体のゲノムの100倍以上になる。Microbiome は多糖類やアミノ酸などの代謝を大きく強化している。また、メタン生成経路はMicrobiome無しではあり得ないし、ビタミンやテルペノイドの生物的合成もそうである。従って、人間は超個体であり、その代謝系は人間固有のものと微生物のそれの混合である。」 ティモシー・リアリーは地球上の真の生物はDNAだけであると示唆した。彼は、全ての種とその物理的に独立した生命形態はこの生物(DNA)の手足であるとし、その究極の目的は地球を超える成長を成し遂げることであるとした。彼はまた、DNAは地球で自然に発生したものではなく、地球外からやってきたものだとも主張している(パンスペルミア説参照)。
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