人間の爪先
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:06 UTC 版)
詳細は「指趾」を参照 人間の場合、爪先には手と同様に5本の指(足指、趾)がある。医学用語としては、体の内側から第1趾 - 第5趾と数字で呼び、日本語の俗語ではしばしば手と同じく親指・人差指・中指・薬指・小指と言う。一般に、第1趾(親指)が最も太く、第2趾(人差指)が最も長く、第5趾(小指)が最も細くて短い。足の指は、手の指に比べて非常に短く、手の指ほど自由には動かせない。退化すれば、小指がなくなる、ともいわれている。 指の先には爪がある。日本語の「爪先」は、本来は「爪の先」の意味であるが、手(の指)の先については「指先」と言い、「爪先」は足についてのみ言う。 爪先は、歩行の際に重要な役割を持つ。ただし、第五指(小指)は、失ってもそれほど足取りに影響を及ぼさない。 骨格的には、爪先には手と同様の指骨がある。手の指骨と区別して趾骨ともいう。指骨はかかとに伸びる骨につながっている。 行動 人間の歩行(英語版)では、つま先から地面に着地するのを forefoot strike という。 抜き足差し足忍び足とは、接地点を少なくすることで、枝などを不用意に踏まなくなる。段差にも引っ掛からなくなる歩法。日本以外でもスパイなど静かにする必要がある場合に Tiptoeing というつま先立ちでの歩行を行う。 高いところに手を届かせるための背伸び。
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