京都・岡山編「るい編後日談・帰省」パート(1993年 - 1994年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 12:56 UTC 版)
「カムカムエヴリバディ」の記事における「京都・岡山編「るい編後日談・帰省」パート(1993年 - 1994年)」の解説
同年のクリスマスイブ、るいの目の前に突然算太が現れる。複雑な心境ながらも彼を大月家に一晩泊めたるいは、失踪の理由と安子が大阪へ探しに行った真意を問うが、忘れたとはぐらかされる。翌日、商店街の福引を手伝う算太は、幻で現れた幼い頃の安子に頼まれダンスを踊る。そして家族や岡山在住時代などの記憶が頭を巡った算太は、路上で倒れてそのまま病床に就き、るいに詫びる言葉をかけると共に失踪時に所持していた通帳とひなたと出会った10年前から貯金を始めた通帳を渡し、この世を去る。 翌年8月、算太の遺骨を手に、るいは家族を連れて30年ぶりに岡山に帰省する。雪衣の話を聞き算太の失踪の理由は判明したが、雪衣は安子とロバートの仲は知らず、疑問は解決しないままとなる。迎えた終戦記念日、ひなたは雉真家で安子とるいが使っていた「英語会話」のテキストを見つけ読んでいると、その当時の番組講師を勤めていた平川唯一の幻に声をかけられ、放送開始の経緯と英会話を覚える方法を聞く。同じ時、るいは安子が通っていた神社で拝礼していると、稔の幻と出会い、名前に託した通り自由な世界で生きていることを喜ばれる。るいは同行していた錠一郎に、安子を探しにアメリカに行きたいと話す。折しも、基礎程度は弾けるピアノの腕を磨いて音楽の世界に復帰する事を考えていた錠一郎は、るいの希望を聞き自分の力で彼女をアメリカに連れて行く決意をする。
※この「京都・岡山編「るい編後日談・帰省」パート(1993年 - 1994年)」の解説は、「カムカムエヴリバディ」の解説の一部です。
「京都・岡山編「るい編後日談・帰省」パート(1993年 - 1994年)」を含む「カムカムエヴリバディ」の記事については、「カムカムエヴリバディ」の概要を参照ください。
- 京都・岡山編「るい編後日談・帰省」パートのページへのリンク