京虹

品種登録データベース

京虹【ｷｮｳｺｳ】（野菜）

	登録番号	第15262号
	登録年月日	2007年 3月 22日
	農林水産植物の種類	いちご
	登録品種の名称及びその読み	京虹 　よみ：ｷｮｳｺｳ
	品種登録の有効期限	25 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	大越望
	品種登録者の住所	茨城県常陸大宮市門井１７２－１
登録品種の育成をした者の氏名	大越望
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「とちおとめ」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、果実は円錐形で大きく、果皮の色が鮮赤の促成栽培に向く品種である。草姿は中間、草勢は強である。葉色は緑、葉の横断面の形状は平面、光沢は中、頂小葉の縦横比は同等、基部の形は鈍角、鋸歯の形は鈍鋸歯状、葉柄の長さは中、ランナーの数はやや多である。花の大きさはやや大、花冠に対するがく片の大きさは大、花房当たりの花数は多である。果実の縦横比は縦長、大きさは大、果形は円錐、果皮の色は鮮赤、果実の光沢は強、そう果の落ち込みは落ち込み小、がく片の着き方は反転、果径に対するがく片の大きさはかなり大、果実の硬さは硬、果肉色は鮮紅、果心の色は淡赤、果実の空洞は無又は極小である。開花始期はかなり早、成熟期は早、季性は一季成りである。「とちおとめ」と比較して、果肉色が鮮紅であること、成熟期が早いこと等で、「アスカルビー」と比較して、果形が円錐であること、果皮の色が鮮赤であること、果肉色が鮮紅であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成11年に育成者のほ場（茨城県常陸大宮市）において、「とちおとめ」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。