二国間クレジット制度とは? わかりやすく解説

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2国間クレジット制度

読み方:にこくかんクレジットせいど
別名:二国間クレジット制度、二国間オフセット・クレジット制度2国間オフセット・クレジット制度
英語:BOCMBilateral Offset Credit MechanismJoint Crediting MechanismJCM

日本が、温室効果ガス削減貢献する自国技術製品インフラ、あるいはサービスなどの分野途上国援助協力をしたことにより、途上国削減成功した温室効果ガスのうち一定量自国削減目標達成活用する制度

2国間クレジット制度は、2011年南アフリカダーバン行われたCOP17気候変動枠組条約17締約国会議)で日本提示した世界低炭素成長ビジョン」の中に盛り込まれた。

日本は2国間クレジット制度を、途上国への支援通して地球規模での温室効果ガス削減達成するための手段の一つとして位置づけており、京都議定書以降新たな国際的な新たな枠組み構築必要性訴えと共に国連などの場で同制度普及拡大働きかけ行っている。

2国間クレジット制度は、CDMクリーン開発メカニズム)をはじめとする1997年COP3気候変動枠組条約3回締約国会議)で京都議定書の中で提案され京都メカニズム補完する働き期待されている。CDM比べて対象範囲が広いといわれている。

2013年7月現在、日本カンボジアベトナム、あるいはエチオピアなどとの2国間クレジット制度の協議重ねている。

にこくかんクレジット‐せいど【二国間クレジット制度】

読み方:にこくかんくれじっとせいど

日本提唱する温室効果ガスの排出量削減向けた二国間協力事業仕組み途上国先進的な低炭素技術提供し、それによって達成され削減量を、日本削減分として計上できるようにするもの。京都議定書に基づくクリーン開発メカニズム代わるものとして、日本独自に実施平成25年2013)から、モンゴル・バングラデシュ・エチオピアなど17か国(平成30年現在)と協定結んでいる。JCMJoint Crediting Mechanism)。→炭素クレジット



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