乗り入れ運転とは? わかりやすく解説

乗り入れ運転

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:11 UTC 版)

京都市電」の記事における「乗り入れ運転」の解説

1949年昭和24年12月より、上記平面交差一つである京福電気鉄道叡山線元田中駅との間に渡り線設置され市電京都駅前または壬生車庫前から叡山線山端駅(現・宝ケ池駅)までの乗り入れ運転が臨時実施された。これは当時宝ヶ池にあった市営競輪場への輸送のためであった収容力がもっと大きかった1000形専用使用され叡山線内はノンストップ走った山端駅には市電専用の低いホーム設置された。競輪開催日のほか、宝ヶ池花火開催され1954年7月13日1955年7月12日にも運行された。しかし、市電側の集電装置トロリーポールからビューゲル変更されたことに加え、市の競輪事業かねてから公営ギャンブル事業を行うことに反対意見があったことや市の財政再建目処がついたことで中止されたことから、1955年昭和30年9月1日限りでこの乗り入れ運転は中止された(渡り線その後長い間残されていた)。 なお、このほかにも第二次世界大戦中から戦後にかけて京阪電気鉄道京津線当時京阪神急行電鉄所属)と東山線との間に連絡線建設されたが、こちらは市内から排出される屎尿輸送には使われたものの、旅客営業実施されなかった。

※この「乗り入れ運転」の解説は、「京都市電」の解説の一部です。
「乗り入れ運転」を含む「京都市電」の記事については、「京都市電」の概要を参照ください。

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