主に行われている時間帯・番組種別・業種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 06:04 UTC 版)
「パーティシペーション」の記事における「主に行われている時間帯・番組種別・業種」の解説
テレビの場合は、時間別スポットランクが「C」の時間帯(早朝や平前日の深夜0時以降・休前日の深夜1時以降、昼のワイドショーのCM枠など)に多い。 ラジオの場合は、スポンサーが付いていない番組や番組中でスポンサーが付いていない枠は全てPT。フロート番組とフロート番組の間に放送されることもある。 通常「番組提供」という形でタイムCM枠を購入している企業が、自社の都合(商品や企業について不祥事などがあった場合、近日に著名人等の訃報や不祥事があった場合など)で一時的に番組提供を取りやめる場合のCM枠もパーティシペーション枠扱いとなる。この場合、その企業がCMは流すものの、番組提供扱いにはしないというケースと、完全にCMを自粛して、他社CMもしくは公共広告などで枠を埋めるケースがある。 BSデジタル放送局(民放系)やCS放送局は、その放送の仕組み上全国一斉に同一のCMしか放送できないことからスポンサーが少ないため、それをカバーするようにインフォマーシャル形式のCMがよく放送される。このようなCMもこの扱いに含まれる場合がある。 このほか、一部地域のテレビ局では通常は同時ネットされるレギュラー番組がプロ野球中継などの差し替えのために、時差ネット放送に変更される場合でもパーティシペーションとなるケースがある。これは当該時間帯のネットスポンサーがプロ野球中継に組み込まれるため、その代替措置として行われる。 金融機関の個別企業(銀行、信用金庫、信用組合)では1991年1月からCMが解禁されたが、民放テレビでは当初は自主規制として1993年3月まで提供表示を自粛するパーティシペーション扱いとしていた(先に1990年6月に解禁されたラジオでは提供アナウンスを当初から解禁している)。 内容が問題視されてスポンサーが付かない番組でスポンサーCMがパーティシペーション扱いされることがあり、代表的な例として『おぼっちゃまくん』や『ボボボーボ・ボーボボ』(いずれもテレビ朝日)、『女王の教室』及び『明日、ママがいない』(いずれも日本テレビ)などが挙げられる。
※この「主に行われている時間帯・番組種別・業種」の解説は、「パーティシペーション」の解説の一部です。
「主に行われている時間帯・番組種別・業種」を含む「パーティシペーション」の記事については、「パーティシペーション」の概要を参照ください。
- 主に行われている時間帯・番組種別・業種のページへのリンク