中部ザクセン地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 06:41 UTC 版)
「コラディア・コンチネンタル」の記事における「中部ザクセン地域」の解説
2014年4月アルストムは中部ザクセン運輸連合(VMS, Verkehrsverbund Mittelsachsen)による13本の三編成車両および16本の五編成車両の注文事実を公表した。契約書では電車23本の追加購買の選択肢が明示されていた。2016年6月に29本の電車は中部ザクセン地域の電気鉄道網に投入された。現在の運行路線はRE3系統、RB30系統のドレスデン - ヴェルダウ線、ライプツィヒ - ホーフ線、RB45系統のリーザ - ケムニッツ線、リーザ - エルスターヴェルダー線である。五編成車両の場合、定員は520人、座席は240席で、三編成車両の場合定員は320人、座席は150席である。電動式踏み板は550 mm高さの乗降場に同じ高さの乗り降りのために設備されている。 2016年12月一部の車両で車輪表面に削りによる摩耗(Ausbröckelung)が発見され、鉄道会社の中部ドイツ鉄道 (Mitteldeutsche Regiobahn) は別の車両を用意した。2017年中期にも車輪表面の問題がまた発生して、電車運行が中止された。ドレスデン - ホーフ区間の線路地形が車輪表面の摩耗と因果関係があるという推定が提起された。 2020年2月初めに中部ザクセン運輸連合はライプツィヒ - ケムニッツ区間の投入の目的で11本のコラディア・コンチネンタルを注文した。この区間は非電化区間であり、列車の屋根で高性能蓄電池が装着されて、蓄電池電車が120 kmの距離を一気に走行するのが可能である。
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