中太鼓とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 中太鼓の意味・解説 

トムトム

(中太鼓 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 22:53 UTC 版)

トムトム (12×8)
ドラムセット

1 バスドラム | 2 フロアタム | 3 スネア |

4 トム | 5 ハイハット | 6 クラッシュシンバル | ライドシンバル

その他

チャイナシンバル | カウベル | シズルシンバル |
スプラッシュシンバル | スウィッシュシンバル |
タンバリン | ウッドブロック | ロートタム

コンサートタム(写真中央付近)

トムトムtom‐tom)は、スナッピー(響き線)のない中型のドラム[1]

膜鳴楽器に分類される。

ジャズフュージョンロック等のドラム奏者の間では「タムタム」あるいは単に「タム」と呼ばれる。

由来

この楽器はアジアもしくはネイティブ・アメリカンに由来するとされる。この楽器は古くは通信手段として使われていた[要出典]

構造

円筒形の胴に、上面と下面、もしくは上面のみに「ヘッド」と呼ばれる膜(通常はプラスティック製)が張られている。上面にのみヘッドが張られているタムタムは両面にヘッドが張られている物と区別して「メロディック・タム」とも呼ばれている。スネアドラムの胴を深くしたような形をしているが、響き線(スナッピー)が張られていない点が異なる。[要出典]

使用

ドラムセットでは、欠かせない楽器であると言え、大きさの異なるトムトムが2~4個用いられることが多い。楽器はスタンドに固定したり、バスドラムの上部にセットする。楽器下部に付属する脚により床に置くものは、フロアタムと呼ばれることがある。

オーケストラ吹奏楽等の編成で用いられる場合は、「コンサートタム」と呼ばれることが多い[要出典]。異なる大きさの4~8個程度のトムトムの全てをスタンドに固定し、演奏するスタイルは 通例「立奏」である。

マーチングバンドではピッチの違う複数のトムトムをキャリングホルダーに取り付けたり、スタンドに設置して演奏される。ハイピッチでチューニングされるためティンバレスと似たような音が出る。ティンバレスとは構造は同じであるが、歴史的に異なった流れであり違う楽器と認識されている。[独自研究?]

トムトムの印象的な楽曲

出典

  1. ^ “タムタム”, 最新音楽用語事典, リットーミュージック, (1998) 

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「中太鼓」の関連用語

中太鼓のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中太鼓のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトムトム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS